卒業=旅立ち、と考えると、それはいつも刺激的で甘美なものでさえある。確実にやってくる未来との出逢いに期待があふれるものである。少しの緊張感と好奇心をもって、旅を楽しんで欲しい。
送り出す側に立てば、もの悲しさは避けられない。別れても好きな人‥なんて言葉がつい出てくる。キミに連なる自分を失うことへの感傷でしかないが、一方で「心のネットワーク」なるものを信じてみたい。尽くし得ぬことの無力感やふがいなさは別として、心を繋ぎ会い、素敵な人間関係の一コマを築くことの大切さをしみじみと思う。人と人が共に生きていく上でのルールやマナーについて考えていこうと、自分に言い聞かせている今日この頃だ。
この先何年も会わなくても繋がっていられる‥。でも、会えたらいいね。お元気で!
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ふぅ、こんなことを書いたんだ。ひとつの別離に際し、整理できないものが残されるものだ。
6・23沖縄慰霊の日の次の日、新聞を読んだ。
ワシントンから届いた「日系人の苦難刻む記念碑」の記事より‥‥
全米につくられた収容所は10カ所で、12万人が隔離された。44年に最高裁が収容は違憲として、政府は収容を解除、日系人は自由になったとある。強制収容は、ドイツ系やイタリア系には適用されず、日系人に対してだけだった。日本人移民に対する排斥運動にみられる人種的な偏見が背景にあったが、日本軍による真珠湾への奇襲攻撃も、日系人への怒りや恐怖を加えるのを助けた。強制収容に対する補償は、88年になって実現、当時のレーガン大統領は誤りを認めて謝罪した。
加えて、わが国でのできごとより‥‥
さる代議士の教科諸問題への発言
今をときめく小泉首相の沖縄戦没者追悼式のあいさつ
何だかなぁ‥。雨が上がり、暑くなってきた。
朝の集会で話をした。
先の林さんの言葉に絡めて、がんばることについてしゃべってみた。
いつもそうさ。
気持ちに訴えているわけで具体性はない‥。
今日は、感想を聞くのをやめた。
昨日から少し悩んでいたのだ。 でも、今回は割りと早く思いついたので、悩みも少なかった。
最近、がんばらなくてもいいよ‥なんて言葉が流行っているのだが、それに反発してみたんだ。
安易に、安きに流れてしまう風潮が、どうにも
気になったからだ。
自分に渇を入れなければ、面倒くさいことから逃げてしまいたいものだから。
年をとってもぉ〜
君は君でいて欲しい〜♪
合唱コンクールの練習に付き合って
ここだけをしっかり覚えてしまった‥。
いつまでも子どもでいてはいけないのだけれど
誰もが大人にならなければいけないのだけれど
君は君でいて欲しい、ね!
どのクラスも必死だから
優勝できる可能性については何ともいえないけれど
いい歌であることに間違いない。
なんとなく追加‥
柿を食べました。
早すぎることに、怒りを覚えました。
「われわれの平和とは? アメリカの武器によって強いられたパックス・アメリカーナではない。墓場の平和、奴隷の安全でもない」
(上の)ケネディの演説は、日本が戦争から学んだものと同じではないか。(去年の)世界をおおった憎悪や恐怖に、人々はくじけてはならないということではないのか。
「それは人々が子どもたちのためによりよい生活を築く希望のある真の平和。それを不可能、非現実的というのは敗北主義である。人間のもたらした問題は人間が解決できるはず」
「結局のところ、われわれはみんなこの小さな地球に住み、同じ空気を吸い、子どもの未来を思いやりながら、命を終えるのだから」
わたしたちの土俵‥ここに戻り、ここから始めるしかないんだな。なさけない過去を振り返ることは多いけれど、いつも、何度でも出直すことができるということはすばらしいことだと自分に言い聞かせようと思う。よいお年を!
「勉強しろ」とか、「何々しろ」とか、全然言いません。テレビやビデオの時のように、子どもと一緒に自分も楽しむ感じ。全然教育パパではない。注意されたのは、わがまま言うとか、ちょっと行儀が悪かった時とかじゃないかな。
父には、世の中のわからないこととかあったらすぐに質問していました。ニュースの中のわかんない言葉とか。わたしは社会が苦手なんです。父は本や新聞が大好きなので、得意げに教えてくれました。
イタリアに家族旅行をし、芸術的な建物を見て東大の建築学科に進むのを決意したのですが、その時も何も言いませんでした。芸能界入りも反対せず、応援してくれました。
子どもが自分と違う畑に進むのをみるのは、なぜか楽しい。娘は英語系、息子は理系。
日本政治に失望してばかりではいけない。いつかは民衆の側から大きな希望が生まれてくるだろう。そんな思いがしてくるバイオリンだった。政治家たちよ、心せよ。
いつもの「ポリティカ日本」(早野透 朝日新聞)には元気のいい言葉は見当たらなかったけれど、われわれが元気のでる社会をつくりだせばいいのですね。大言壮語ではなくて、着実に。
「組織社会は終わり、緩やかな人間関係で出入り自由な『社交』社会が中心になる。サービスとは社交だ。そこで自己表現する柔らかな個人が増えるだろう。知的生産も社交。世界中の技術者がインターネットでソフトを無償開発しているリナックスのように、互いを認め合って生きがいを見いだす」
「職業観の大転換も、もっと必要だし、進むと思う。サービス業を軽蔑(けいべつ)していてはやっていけない。例えば、料理のシェフは若者のあこがれになってきたし、大学には介護の講座ができた。固定観念が変わったら、未開拓の分野が急に活気づいたり、均質化教育で行き場をなくしていた若者が頑張り始めたりするだろう」
劇作家、山崎正和氏の弁(asahi.com)である。
新年にあたり、希望のある針路を求めている。
(1) 楽をしてお金を手に入れることはできない。
未来に対する甘さを持っていないだろうか。
(2) 世の中の役に立つ、人のために働くことが必要。
お金を手に入れるということはそういうことだ。
仕事に、喜び、生きがい、達成感がなければ人は働くことはできない。
(3) 今は「就職氷河期」と言われる。高卒も大卒も就職できないで困っている。
仕事に対する熱意やそれに適う知識や技能を身につけることが必要だ。
(4) フリーター・アルバイトは、臨時的なものでしかない。
スキル(技能)を磨けず、いつまでも時給800円のまま。
健康保険は親名義、国民年金は滞納してしまう。
親に寄生し、いつまでも自立できない。
(5) 目的(目標)を持って、進路(高校)を選択する必要がある。
高校中退が増えているのはそのせいです。
(6) 今できること(やるべきこと)を考えて、しっかりと取り組もう。
(7) 図書室には「仕事発見」に繋がる本が置いてある。