あけましておめでとうございます!
今年は
ひとまず20世紀最後の年だけれど、0が3つも続くのですね。
特別の感じがします。こんな年はもう2度と来ないと思うと、
大事にしなければ、と思います。
今年は
中学生になって、1年の締めくくりをするところから始まるね。
素直な気持で自分を見つめ直すことから、新しい出発ができる。
これは子どもも大人も同じだね。
身勝手であったり、怒りっぽかったり、思い上がってみたり。
でもね、人間のいいところは、いつからでも出直せること。
今と違う自分、すてきで、楽しくて、信頼される自分づくりを
始めてみたいな。
新しい1年、ともにがんばりましょう!
シリコンバレー(サンフランシスコの南部)が輝いている。カリフォルニアからの風が光っている。
戦後まもなく、この大阪で安藤百福という人がふっと考え、それを実現していった。せっかちの大阪人に合わせ、安くて、速くできて、おいしい食品を考え出した。インスタントラーメン(チキンラーメン)の誕生である。問屋筋には相手にされなかったようだが、実際には爆発的に売れた。その後、世界で売り出そうとしてアメリカに行ったとき、アメリカ人の食べ方を見て、またもひらめいたそうだ。丸く固めた麺を小さく割ってカップに入れ、フォークで食べている。もちろん、これにヒントを得てつくり出したものがカップヌードルである。大阪から生まれた日清食品という企業の話である。
言いたいことは、昔も今も、この大阪は新しいものを生み出す土壌であるということである。確かに、時代は閉塞状況にあり、就職さえおぼつかないときである。なのに、いい高校、いい大学、いい会社へと向かうコースが、依然として夢のごとく語られている。そのような幻想に取り憑かれているのではないだろうか。それが知らず知らずのうちに、君たちに受験というプレッシャーを生み、人間関係までおかしくさせているのではないだろうか。
そうではなく、自分の力で新しいものをつくり出す精神というか、意気込みについて考えて欲しいなと思っている。起業家精神なんて言うのだけれど、未来を切り開く夢であり、時代を切り開くキーワードだと思うのだけれどね。
守りの姿勢ではなく、攻撃的に生きることを是非とも考えてみて欲しいなと思う。半分は、自分向けの言葉でもあるんだけれどね。
今3年生は?
願書提出は1/27、つまり今日である。私立高校の入試は 2/4,5で来週に迫っている。この後は公立高校の入試が控えている。きみたちも、2年後だね。
わが家の子どもたちの場合について
小学校時代の夢は、娘の場合は「先生」息子は「宇宙飛行士」だ。ところが今は、公立高校・2年時より文系コースを進む高1生の姉。公立高校がいいのかな? 理系かな?と言ってる息子は中2生。将来つきたい仕事は?2人とも「別に‥‥」なんて言っている。先は遠いね。
こどもの就きたい職業と親がこどもに就いて欲しいと思っている職業について
・ 男の子 1,スポーツ選手 2,運転士(運転手)3,警察官 4,おもちゃ屋
5,自営業 6,建築・設計士 7,パン・ケーキ・お菓子屋
8,消防士 9,パイロット 10,医者
・ 女の子 1,パン・ケーキ・お菓子屋 2,花屋 3,看護婦 4,教師
5,保母6,芸能人・タレント・モデル 7,医者
8,ピアノ教師 9,自営業 10,美容師
・ 男の子 1,公務員 2,スポーツ選手 3,医者 4,会社員 5,エンジニア
6,建築・設計士 7,教師 8,パイロット 9,自営業 10,学者
・ 女の子 1,看護婦 2,公務員 3,教師 4,保母 5,医者
6,会社員 7,薬剤師 8,ピアノ教師 9,スチュワーデス 10,美容師
親は、安定性を求めている。自分がなりたかったものを求めてる。
景気にも強いもの(資格や免許の必要なもの)がいいと思っている。
フリーターやアルバイトは一時的なものに過ぎないと思っている。
以上のことに縛られる必要はないけれど、将来の夢や職業について考えて欲しいことがあります。
来年はバレンタインデーのお菓子を学校へ持ってくるは禁止だね‥‥そうだね、ボクは力無く、頷くしかなかった。チョコレートやクッキーを生徒からたくさんもらったことに、有頂天になってはいけないようだ。
学校に余分のものを持ってきてはいけないのだけれど、「生徒通しはいけないけれど、先生に対してはいいよ。」なんて、以前はこれでOKだったはずなんだけれど、今年はだめだった。こんな虫のいい話はないよね。生徒通しでお菓子の交換をしていたみたいだし、バレンタインデーの前後がきっかけになって、お菓子まみれになっていたようだ。そうなると、食べてしまうのが当たり前だね。
「たとえ、バレンタインデーでも、お菓子は持ってきてはいけないし、先生に対しても止めておこう。」 ごめんなさい‥‥そうしてください。自分の思い上がりも含めて、ひたすら反省 !!
お菓子でなければいいのかな、などと考えてしまうボクは間違っているんだね? 女の子通しで交換なんて、さみしい‥‥ならば、代わりにボクがもらってあげるよ、って余計な話だね。野暮なことって、本当は嫌だね。ド、ドイツでは、お菓子を持ってきてもいいのだけれどね。もちろん背景が違うから、比較のしようがないのだけれど。
学年集会はいつも突然やってくる。ボクのしゃべる番のことである。1週間前に報されるよりはいいかもしれない。つまり、昨日聞いたばかりである。ウーン! この方が迷わなくていいんだね?
3月は別離の季節。そして4月は1年の始まり、出会いの季節である。新しい出会いのためには、うまく今年(度)を締めくくりたいね。勉強のこと、クラブのこと、クラスのこと、友だちのこと、先生や保護者のことなど考えることはたくさんあるね。
ボクは生徒を信じている。そうでなければ、先生など出来はしないと思っている。でもね、授業中にサボってみたり、いろんなときに甘えてしまう君たちを信じているのではない。ミスを犯したり、失敗したりするのは仕方ないとしても、そこから立ち直り、成長しようとする君たちを信じているのだ。それなくして、2年生になったからといって、新鮮な出会いなどあるはずがないと思っている。最近とっても気になる、友だち関係についてもそうだね。相手のがんばりを信じることだね。
もっとまとまった話をしたんだろうか? なぜか、再現できないでいる。本当は言いたかったことなんだけれど、控えてしまったことがある。昨日の自分にサヨナラをして、新しいことに取り組んでいこう、なんてね。もちろん、自分に言い聞かせる言葉であったはずなんだけれど、少し抽象的すぎると思って止めちゃったんだ。ボクの話は伝わったのだろうか? まあボチボチでいいけれどね。
晴れやかな桜の季節が過ぎて、いよいよ、新緑の候がやってきた。公園を、学校の玄関前を彩る若葉がとてもまぶしい季節である。新しい希望が本格的に育つときである。
ふと思う―。木や草や空気までが季節を確実に刻んでいるのに比べ、人間どもの気まぐれは余りにもいい加減なものである。
新学期早々の緊張感がとれ、ようやく落ち着きを取り戻そうとする頃、きみたちの目の輝きは、まだ持続しているだろうか?正念場だよ!‥‥今が肝心だよ。この1年を無駄にしてほしくない。
すばらしい5月に向けて、はやく、自分を見つめ直そう。今年の抱負、意気込み、希望を忘れてはいませんか?目の前に見える安易なものではなく、はるかなる人間としての成長を見つめてみませんか?
いつもは 引き立て役なんだけれど
たまには 輝いてみたいときもある
‥‥‥
新しい心が芽生えるとき
密やかに
そして 可憐に
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
もちろん、本題は「かすみ草に寄せて」である。5月のカレンダーに書き込んだところ、ちょっとばっかり好評だったので、これは書き留めておかなければ‥と思った次第なんだ。
5月が一番好きな季節。例年体調が狂うのだけれど、今年は大丈夫かもしれない。心ウキウキだけれど、できる限り抑えている。何事も腹八分目だからね。
吉田拓郎の「祭りの後のさみしさは‥‥」なんて歌がついでてくる。晴れやかでにぎわったあとも、有頂天にならなければいい‥最近こればっかりかな? ボクの心象風景だなんて、わかるかな?
今週は本格的に「進路」について考えるときである。チャンスは生かしたい。そのときにしかできないことがあるからね。まさか、1年中深刻になって、進路だ、勉強だ、なんて考えていたらたまったものじゃないからね。進路希望調査や進路相談を前にして、保護者と十分に話し合って欲しい。何よりも自分の考えを整理しておいて欲しいと思う。
毎年言っていることだけれど、176通りの進路があるということを自覚して欲しい。見栄を張ったり、誰かのマネをしてみたりではなくて、自分を主人公にして自分流に考えて欲しい。親や先生に頼るのではなくて、自立することが求められている。だってそうでしょう? 自分には自分の生き方があって、他人に干渉されたくないはずだから。ただし、そのことを堂々と語って欲しいし、実現させるための努力が必要なのはわかっているね。野暮なことだけれど、今だから言っておきたい。もうひとつ大事なことは、自分の可能性を信じることだ。将来、何が起こるかわからないし、今の自分と違う自分を発見することがある。今のことに縛られず、自分の成長を信じて挑戦して欲しいと思う。
「進路」の取り組みは学校全体の取り組みである。他学年の先生や校長先生・教頭先生の協力も得なければならない。いつも注目されているよ。運動会だって、文化祭だって、さすがは3年生と言えるものをみたいなと思う。成長した君たちと出逢いたいなと思う。そんな人間としての成長が進路選択にすべて関係してくることはわかっているね。
しんどいときこそ、みんなで盛り上げよう。学級や学年の雰囲気が大事だと思う。仲間や先生と一緒にがんばろう!
今年も教育実習の先生にお世話になりました。最初は声が小さかったり、字が下手であったりもしたけれど、どんどん上手になっていったね。いつの間にか、A先生の色に染まっていったぞ。教える内容については、毎日ボクと打ち合わせをしていたから、心配しなくていいよ。そんなことよりも、ボク自身がいっぱい勉強させてもらったことを伝えておきたいのです。そしてね、A先生との出逢いを大切にするためには、彼から教わったことをいつまでも忘れないことだと思います。
いくつかの年代の覚え方について、是非とも忘れないようにして下さい。「なんと美しい平城京」「鳴くよウグイス平安京」「白紙にもどす遣唐使」「いい国つくろう鎌倉幕府」の4つだったね。中学時代に覚えたことは一生忘れないものなんだ。「てんさい」「しんくう」なんてのも。天台宗は最澄だし、真言宗は空海だね。「てんさい」「しんくう」って聞いたとき、「何だ、これは?」とも思ったけれど、そしていまだに意味が分からないけれど、そこが面白いところかも知れない。
のむのむと比べて、とってもでっかくて、しゃべり方が独特で面白くて、そんな彼のイメージ(ボクは好きでした)とともに、教えていただいたことを一生忘れないようにして欲しいな。それがお世話になった先輩への恩返しじゃないかな。人と人の出逢いはいつも新鮮で、不思議なものだと思う。だからこそ、出逢いは大切にしなければ。
A先生、本当にお世話になりました。一度しかない教育実習の体験をいつまでも忘れずに、生かしていって欲しいものです。いざ、さらば!
とてもわかりやすくて、勉強になる。捨てがたい情報故、メモしておきたいな。
2002年、韓国と日本の共同開催。日本は、アジア予選を免除されての2回目の出場。 FIFA のランキングは、現在 46 位。この前のフランス大会では1勝もできずに、予選敗退だったね。若手が伸びていること、トルシエ監督の采配に注目!
知られざる隣国、韓国と北朝鮮。北朝鮮とは国交がないからどうしても秘密めいているけれど、韓国のことだってわかっていない。日本の植民地時代。2つの朝鮮の誕生。朝鮮戦争。金日成主席の死去。6/13 初の首脳会談。50年ぶりに両首脳が握手したが、日本の責任(役割)は重いはずだ。
経済企画庁長官、作家でもある堺屋太一氏によると「消費税率を5%に引き上げた97年4月から悪くなり始めた。昨年4月に最悪の「底」の状態となり、その後、徐々に回復に向かいつつある」とのこと。高校を出ても定職につけない、希望がもてない国。本当にきちんとやってよ。
洪水対策のためということで建設省によって計画が立てられたが、環境悪化を心配して住民から疑問が。今年1月の住民投票で約半分の10万人が反対の声をあげる。反対が多いのに計画中止にならないの? あたりまえの疑問なんだけれど。
雪印乳業による大量の食中毒事件が発生。連鎖反応的に関連する事件が続いた。サルモネラ菌・腸炎ビブリオ・カンプロバクター・病原菌 O-157 などの感染型と、黄色ブドウ球菌・ボツリヌス菌・毒性セレウス菌などの毒素型の2種類があるそうだ。知らなかったな。
国が里山の自然を守ろうと考えるようになったのは、1994年に環境基本計画を決めてからだそうだ。ののちゃん「里山ってなあに?」 藤原先生「 昔は田んぼや段々畑があって、その後ろに雑木林があったのよ。日本のあちこちにあった風景ね」 このあと、「虫取りをしよう。どこにどんな虫がいるかな。まわりの植物も見てみよう」という提案がなされている。ボクの故郷にも里山と海があった。せめて、都会の中の「生産緑地」を守って欲しい。菜の花を来年も見たいから。
学年集会があって、オリンピックのサッカーと柔道のことを話した。事前に何人かの女の子に身長を聞いたんだ。やわら(柔)ちゃんは、この集会では一番前に並ぶだろう、ってことと北田コーチの言葉を紹介したんだ。「試練を乗りこえられない者に、神様は試練を与えない」という言葉だ。私の試練は人に言えるようなものではなくて、とても小さいけれど、私は負けない、なんてね。
もう一つは、Mさんからいただいた「人生の中で今日が一番若い」という言葉についてだ。これはもちろん、大人向けの言葉である。「明日は今日より一日老けちゃうんだから‥チャンスは今かも知れない。」と続く。
きみたちには、ということで「人生の中で今日が一番幼い」という風にアレンジして語ってみたんだ。若さとは、好奇心と向上心、試練に立ち向かう力だ、と。説明不足だったかも知れない。笑って欲しいところだったけれど、子どもには受けない話だったはずだ。
集会での先生方の話が長すぎると私に言ってばかりで、聞き下手の、いつも最後尾に並ぶ女の子に聞いてみたんだ。「話は分かった?」「うん、わかったで〜。やわら(柔)ちゃんの話やろ‥」よかった!嫌がらずにちゃんと聞いてくれたんだ。また、話ができる‥とボクは安心した。