ナポリ 02(ポンペイ遺跡) 5月16日(土)



紀元前8世紀に建設された商業都市ポンペイは、ナポリの南東23キロに位置する港町で、紀元前4世紀に古代ローマの支配下に入った。 79年8月24日、ヴェスヴィオ山が突如爆発して街は一瞬のうちに灰の中に埋もれてしまった。1748年にナポリ王のカルロ2世が発掘して当時の街が遺跡として蘇った。




 

いよいよ遺跡の中に入る。




 

石畳の道路が続く。




 

神殿の正面






柵のある建物がある。そこには掘り出されたものがずらりと並ぶ。




 

空洞に石膏を流し込んだところ、人の形が現れた。




 

鎖につないで逃げられない犬も見つかった。




 

 
妊婦さんは子どもを守るかのように俯せになっている。




 

石畳の道の向こうには大きな広場が見える。






公衆浴場






公衆浴場




 

天井には、明かり採りの穴が開いている。




 

浴場の壁にも装飾がある。






でっかい臼を覗いている人




   

パン焼き場




 

狭い路地を進む。




 

広い道路に戻る。中央大通りとしよう。高校生くらいの団体さんが見物に来ている。






馬車も通った道のようで、貴婦人たちは、並んだ3つの石の上を歩いて道を横切る。 ローマにつながる街道の道も、この写真のようだったに違いない。 石できちんと舗装されていたわけで、石がすり減ったり、石の周りの隙間が目立つようになると付け替えをするなど、 十分なメンテナンスが行き届いていたはずだが、相次ぐ戦争のために放置されてしまったようだ。




 

ようやく広場に出た。緑の草が中央広場を占領している。向こうにヴェスヴィオ火山がくっきりと見える。ここまで火砕流が流れてきたわけだ。




 

裁判所のあるバジリカに入る。




 

遺跡とおさらばして、バスでローマに向かう。ようやく夕食である。まずは定番のパスタが登場する。






メインのサルティンボッカをいただく。






デザートが最後に登場する。


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