ヴェネツィアは、アドリア海に浮かぶ117の島が集まった都市で、150の運河、400以上の橋からなる水上都市である。 大阪を「東洋のベニス(ヴェネツィア)」というが、大阪とは桁外れの「水の都」である。 現在、ヴェネト州の州都で、人口約31万人。中心部のサンマルコ広場は観光客で埋め尽くされ、今にも沈んでしまいそうな気配さえする。 実際、この広場は何度も水につかっているようだ。 過去に、7世紀末期から1797年まで1000年以上にわたって共和国として独立しており、1204年には十字軍と組んでコンスタンチノープル(東ローマ帝国の首都, 現在のイスタンブール)を占領したとか、フビライ=ハンに仕えたマルコ=ポーロの故郷であるとかで知られている。 |
バスでリベルタ橋を渡り、「Tronchetto」から船(水上バス,ヴァボレット)に乗って
ヴェネツィア観光の中心であるサンマルコ広場に向かう。
運河沿いに寺院が並んでいる。
サンマルコ広場に近い「S.Zaccaria」桟橋に到着した。
サンマルコ広場の向かいのサン・ジョルジョ・マッジョーレ島にあるサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会。 ここでサミットが開かれた。独立した小さな島なので、警備面で好都合だったに違いない。 向かいの島にある、この教会は目印になる。 |
ゴンドラに乗る。ゴンドラは観光用で、細い運河を通り抜けていくことになる。 我々の仲間の乗ったゴンドラ。どれも6人乗りである。 1本の櫂で巧みに船を操つりながら、次々に出航する。 |
細い運河に架かる橋にも観光客があふれている。お互いに手を振りながら、写真を撮り合った。 運河は続く。ここでも写真を撮り合う。有名なため息橋は工事中であった。 |
サンマルコ広場に入る。正面がサンマルコ教会。 828年にアレキサンドリアから運ばれた聖マルコの遺骸を安置する場所として礼拝堂を造ったのが起源である。 |
広場にあふれる観光客たち。広場には3つのお店がカラフルな椅子を並べていて、お互いにライバルである。 日本人女性がオーナーのお店も、その一つである。 |
3つのお店とも、音楽を奏でている。黄色い椅子にはまだ人の姿は少ない。 |
広場やそれに続く細い通りにはたくさんのお店が並んでいる。目についたのは、仮面を売っているお店である。謝肉祭(カーニバル)で使う。 24ユーロで、ほぼ3,200円になる。 |
ドッカーレ宮殿の全貌。814年に造られた総督の城をもとに建設、その後改築をくり返して15世紀前半に完成した。総督の公邸として使われた。 |
昼食のイカスミパスタ。妙に甘い味で、口の中が真っ黒になる。 |
イカリングとサラダ。 |
ティラミス風のジェラート(アイスクリーム)。 |
昼食後にヴェネツィアを出てフィレンツェに向かう。イタリア北部の農村は、ロンバルディア平原と同様に広々としていて、まるで北海道風であった。 |
夕食のラザニア |
ローストチキン |
デザート |