春はなぜか、西に向かう。北九州の春でした。
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肥前夢街道![]() 嬉野温泉(1日目に宿泊)は、空港から40分のところに
あり、時間が余るのでこの「肥前夢街道」に立ち寄りました。
いわゆるテーマパークでしょうが、午後の遅い時間帯
だったせいかどうか、お客さんはとても少なかったようです。
江戸時代風の建物を集めていろいろな催し物をやって
いるのでしょうが、とりあえず、大道芸を最後に楽しみました。
「哀愁の三十路」(明日香 蓮)さんの南京玉すだれと
「日本一のいんちき芸人」(神谷 弦二郎)さんのガマの油売り
でした。わずか4人のお客さんで、控えめにはしゃぎました。
ハミルトン宇礼志野![]() 日本風の旅館ではなくて、このホテルを選びました。
夕食がイタリアンということで選んだわけですが、
暖炉のある1階が落ち着いた雰囲気で気に入りました。
温泉はナトリウム炭酸水素塩泉でお肌がツルツルになります。
いわゆる美人の湯です。
「これ以上美しくなるなんて‥どうしましょ?」
聖フランシスコ・ザビエル記念聖堂![]() ちょっと欲張って平戸へ行こうという事になりました。
坂の上に建つ教会ですが、訪れたときは、ちょうどミサをやっており、
遠くから覗く程度で、中に入れてもらえませんでした。
1931年に建てられたばかりですが、この教会が現役で活躍して
いるわけで、それはそれで、ザビエルの遺産ということで納得しました。
聖フランシスコ・ザビエル記念像![]() いつも見かけるザビエル像とは感じが違いますが
彼はこの平戸を2回訪れ、好んで住んだようです。
領主の松浦氏の手厚い保護があったに違いありません。
大航海時代の幕開けを告げる出来事だったと思います。
「わが職場には、もっとザビエルに似た人がいますよ〜」
寺院と教会の見える風景![]() 石畳の階段を下ると、カメラ・スポットがあります。
寺院に重なるように教会の尖塔が望まれる場所です。
静かな佇まいですが、
「行きは良い良い、帰りは怖いですね」
ジャガタラ娘像![]() ジャガタラお春‥などというと、つい長崎を連想してしまいますが
平戸・長崎の外国人に関係した婦女32名が
この平戸からジャガタラに追放されたようです。
ポルトガル船入港碑![]() 平戸にはオランダ商館とイギリス商館がありました。
有名なウイリアム・アダムス(三浦按針)もここで終焉を迎えたようです。
ポルトガル船が平戸に入航してもまったく不思議はありませんが
1639年にポルトガル船の来航が禁止されて鎖国が完成したのですね。
幸橋(オランダ橋)![]() 1702年に築造された石造りのアーチ橋です。
架橋技術はオランダ商館の建造に携わった石工、豊前が
地元の石工たちに伝授したと言われているそうです。
六角井戸![]() 日本では見られない形(六角形)の井戸です。
1542年に松浦氏の許可を得て居を構えた明の海商、
王直とその仲間が数多く平戸に住んだようで
井戸も明の様式で作られたと言われているようです。
松浦史料博物館![]() 気になったものは立派な雛人形ではなくて
松浦氏が集めた地球儀と天球儀でした。
地球儀を平面にした世界地図が近くのお店にあったので
当然のごとく、1050円で買いました。
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