佐田の桜と一枚岩(古座川町)

2011年4月10日(日)

今年の桜は、これで見納めである。

「さくら名所百選の地」の一つ、七川ダム湖畔の桜を見に行った。 和歌山県の最南端にある串本町のすぐ北側にある古座川町である。

ここでも、東日本大震災のため、桜まつりは自粛である。 桜を愛でる気持ちはあるが、なんとなく浮かれる気分にはなれない。

天然記念物の「一枚岩」を見に行ったついでに立ち寄った次第である。 ここはみなソメイヨシノであったが、 潮岬や紀伊大島ではオオシマザクラがメインだった。 なるほどな‥と思った。(元々、伊豆大島など伊豆諸島に自生していたのでオオシマザクラと命名した)


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目指したところは潮岬と紀伊大島だったが、それは翌日に回して、七川ダム湖畔の桜と一枚岩を訪れた。 串本町から371号線を通り、古座川町に向かった。古座川町は文字通り、古座川沿いの町だった。 ただし、河口の古座駅あたりは串本町である。



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天然記念物「一枚岩」と「七川ダム」湖に注目しよう。



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「さくら名所百選の地」を示す石碑



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道路から下の河原を見下ろすことは滅多にない。



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「七川ダム」湖に架かる橋を渡ると桜並木が見える。



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さくら祭りは自粛。でも、提灯は下がっている。



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さくら



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さくら。ここまでは車で来てもよかったみたいだ。



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道の駅「一枚岩」のお店の名前が鹿鳴館という。



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一枚岩。古座川の流れに沿って屏風のようにそそり立つ、高さ100m、幅500mの一枚の巨岩。



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一枚岩。河原に降りて石を投げても、向こうまでは届かないことがわかった。結構、流れが速そうである。



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「橋杭岩」

海岸から紀伊大島方面へ大小約40の岩が南西一列におよそ850メートルもの長きにわたって連続してそそり立っている。 直線上に岩が立ち並ぶ姿が橋の杭のように見えることから橋杭岩と呼ばれている。(by Wikipedia)

マグマが岩盤の割れ目に沿って上昇し、冷え固まってできた石英斑岩‥ 屏風のような、板状の岩が連続して海に向かい、紀伊大島まで連なっている。



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かなり沖まで歩いて行くことができる。



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岩の向こうは完全な海である。橋杭岩は屏風のようなものである。



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橋杭岩の先端部はホテルの窓からズームアップ。



潮岬と紀伊大島