奈良井宿(木曽路)から安曇野へ

− ちひろの愛した北アルプスパノラマウォーク 2日間 −

2011年10月4日



松川村の地図。道の駅から、地図の上(西)に進み、乳川(ちがわ)に沿って右(北)へ行くと安曇野ちひろ美術館へ辿り着く。 地図に示す「安曇野スケッチロード」ではなく、乳川の下(東)を通る道が2009年に整備されたばかりの舟方遊歩道である。 その舟方遊歩道を歩く「北アルプスパノラマウォーク」の長さは約4kmで、松川村の田園風景をカメラで撮りながら行く、 比較的楽なコースであった。 このウォークに1時間半もとってあったが、実際には1時間ほどで美術館へつき、館内と公園で時間を過ごした。




案内をしていただいた方によると、こんなにいい天気の日は滅多にないということであった。空気は澄み切っていて、北アルプスの山が くっきりと見えた。地道を歩くコースで、すすきと栗の木が道の両側に見事で、まさに秋の気配であった。




少しズームアップで撮ると、高い山は雪景色である。後立山連峰の山々である。爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳などの白銀が輝く。




安曇野を象徴する標高2,268mの有明山がすぐ傍に見える。その有明山をちひろが(1951年に)スケッチしている。




りんごの木。




安曇野ちひろ公園(松川村営)のビューポイントから撮った写真である。 公園はかなり広々としていて、校外学習(遠足)にはもってこいの場所である。




ちひろ美術館の正面玄関である。裏の建物と背面の山(大洞山 おおぼらやま)が三角形に重なっている。




花壇の向こうにあるのは、(黒姫高原に建てた)アトリエを兼ねた山荘を復元したものである。




山荘をぐるっと回ると「野尻湖」の絵が展示されていた。カヌーはまだ登場していないのかもしれない。


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