中尊寺と厳美渓の「空飛ぶダンゴ」

〜アドリヴで松島湾も訪れることになった〜

6月11日(月)

お宿→中尊寺(金堂へご案内)→厳美渓→仙台空港→伊丹空港




中尊寺金色堂が見えます。ここが「世界遺産」になる前に訪れたことがあります。「世界遺産」になった途端に観光客が溢れるようになったと聞きましたが、まぁ許しましょう。





中尊寺よりも、すっきりとした青空のほうが気になって仕方ありませんでした。





ここも青空が綺麗です。





松尾芭蕉が訪れました。「さみだれの 降りのこしてや 光堂」 私自身のお土産の中で最も高価であった風鈴の短冊に書いてあります。暑い中で、ときおりいい音色を響かせています。





西行法師の歌碑です。「ききもせず 束稲山のさくら花 よし野のほかにかかるべしとは」 まぁ、当たり前の感想だと思います。





見上げると、紅葉の大群です。秋の頃もいいなと思わせるものです。





中尊寺の山門あたりで食事をした後、蝋人形館に入りました。かなり、リアルな義経の「八艘跳び」のようです。時間が有り余っていたので仕方なく入ったのですが、同じバスの旅仲間は誰もいなかったようです。





中尊寺から割りと近いところに厳美渓がありました。とてもささやかな渓流だと思いました。





対岸のお店から注文に応じて、この渓流を越えて、3本で400円 のダンゴがかごに載って運ばれてきます。「空飛ぶ団子」と呼ばれているそうです。こういう命名には、たいていの大阪人が感激します。いちびり、というはずです。





注文をして、コンコンと木槌で岩をたたくと、スルスルとかごが運ばれて行きます。ほとんどの大阪人は、擬音語が好きです。





「郭公だんご」というのが正式名称のようです。お店の名前が茶屋「かっこう屋」で、創業者が郭公(鳥)の泣き声が得意であったとか、滑空からきたとか、諸説があるそうです。お聞きしたいところですが、(対岸まで渡るのは難しいわけではなく)謎めいたところを残す方がいいと決まっているので、余計なことをするのは差し控えました。





団子の数がそろっていないのは1個だけ先に食べたからです。あん団子、ごま団子、みたらし団子の3種類がありますが、あん団子を食べた犯人は、言うまでもなく、わたしです。食べる前に撮るという習慣がなかなか身につかないようです。



もういいよ