男鹿半島から竜飛崎まで

〜新緑がまぶしい日本海側を行く〜

6月8日(金)

お宿→白神山地・十二湖→黄金崎不老不死温泉→千畳敷→十三湖→ 竜飛岬(龍飛崎灯台、津軽海峡冬景色の歌碑、階段国道)→龍飛崎温泉<泊>




白神山地のほんの入口に当たるところまでやってきました。十二湖ビジターセンターから1kmばかり入ったところです。ここから青池まで進みます。





鶏頭場(けとば)の池は、ブナやミズナラの原生林に囲まれています。





「6月の新緑」に癒されます。





青池はいわゆる群青色で、神秘的な感じがします。





残念なのは湖面いっぱいにゴミのような葉っぱが浮かんでいることですが、仕方ないと思います。





青池から階段を上りきったところから、舗装道路を通って、元の鶏頭場(けとば)の池まで戻りました。案内看板の地図をみると、ブナの原生林を通るコースがあったようで、見逃したことが残念です。





黄金崎にある不老不死温泉に入りました。予想より小さかったです。まず内風呂に入った後、着替えて(服を着て)、露天風呂に行くというところが面倒でした。 毎日、ホテルの朝風呂にも入っていたので、直接、不老不死温泉の露天風呂に入れないものかと愚痴をこぼしたりしましたが、おかげで不老不死温泉に2回入ったことになったわけです。





十三湖に向かう途中で、バスは「ワサオの家」に停まりました。映画になったそうです。おばちゃんの役は、薬師丸ひろこだったそうです。 それにしても、ワサオくんはお客さんが来ると、澄ましたポーズをとるみたいです。





十三湖で戴いたしじみ汁は最高の味でした。代金は100円です。余計に美味しく感じました。





津軽半島の突端である龍飛崎の灯台です。天気に恵まれたようで、対岸の北海道がうっすらと見えました。





眼下に見えるのが、龍飛崎の港です。テレビで何度か見たことがあるような気がします。





「津軽海峡冬景色」の歌碑です。わたしの場合は、吉田拓郎の「竜飛崎」を自然と口ずさんでしまいます。


「竜飛崎」

  作詩:岡本おさみ 作曲:吉田拓郎

六月の春が いちどに花ひらくこの岬には 秋にあじさい咲くという
また来てしまった しょせん帰りゆく この旅なのに あゝまだ津軽は 吹雪です
凍え死ぬこともないな ぼくの旅 竜飛岬よ どてっ腹を ぶちぬかれちゃったね

丸太でかこった 家族が躰寄せる この漁村には 寒く灯(あかり)がついている
やさしい 夕暮れ にぎわいもうすい 船着場に あゝもう野良犬が住みついた
ドロ運びのおばさん お達者で 竜飛岬よ どてっ腹を ぶちぬかれちゃったね

海峡を越えて 鉄打つ響き渡る 室蘭の夜 赤い火の粉が ふりそそぐ
道ひとつ決まらぬ 生まれついての ろくでなしには 
あゝ悲しみでさえも 海の汚点(しみ)か 

過ぎてゆくばかりだな ぼくの旅 竜飛岬よ どてっ腹を ぶちぬかれちゃったね
凍え死ぬこともないな ぼくの旅 竜飛岬よ どてっ腹を ぶちぬかれちゃったね



津軽海峡冬景色

作曲:三木たかし
作詞:阿久悠

上野発の夜行列車 おりた時から
青森駅は 雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で
海鳴りだけを きいている
私もひとり 連絡船に乗り
こごえそうな鴎見つめ
泣いていました
ああ 津軽海峡冬景色

ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと
見知らぬ人が 指をさす
息でくもる窓のガラス ふいてみたけど
はるかにかすみ 見えるだけ
さよならあなた 私は帰ります
風の音が胸をゆする
泣けとばかりに
ああ 津軽海峡冬景色

さよならあなた 私は帰ります
風の音が胸をゆする
泣けとばかりに
ああ 津軽海峡冬景色





灯台のある丘の上から見た「ホテル竜飛」です。ホテルはこの一軒だけです。





「列車通過時刻に、上の照明が七色に変わります」とあります。いい時間帯になりました。





通常の照明の色です。





現在、真下を列車が通過中です。





現在、真下を列車が通過中です。七色をすべて撮るのは無理でした。



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