また、旅である。近場の温泉行。
熊野街道を行く‥の方が格好いいかな。
さてさて、どんな報告になるのか、自分でも分からない。
以下は、この冬 12月25〜26日の旅のことをまとめたものである。 クリスマスの日に出発だ。無宗教だからいいかな。今回の報告も短いものとする。悪しからず。 |
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あっという間に到着大阪を出て、約2時間40分。「熊野古道」に添った国道311号線に入る。 最初の「道の駅」で山菜そばを食べた。 何故か、旅に出るとそばが食べたくなる。 “梅ずし”とな。もちろん、食べた。 大塔村である。 大塔宮とは護良親王のことだ。 お労しいや。 ここまで流れてきたのだろうか‥。 オバカな親ではなかったのだろうか? 親の名前を後醍醐天皇という。 |
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通り過ぎてから、引き返した。よくあることだ。 「周辺観光ガイド」を見る。 本物の熊野古道を通ったのではなくて、 平行する国道311号線を走ることになるんだ。 確かに、快適な道だった。 |
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ほう‥後鳥羽上皇だの、後白河上皇だのが繰り返し、通った道なんだ。
わが職場の隣を通る「熊野街道」の続きと思うと感慨深いものがある。 トンネルを通る度に記念のプレートを見たが、完成は1997年とか、1998年である。 出来たてのほやほやの新しい道なんだ。 |
野中の清水「名水百選」に入る名水らしい。用意しておいたタンクに入れる。帰りに寄ろうとも思ったが、帰りでは気が変わるかも知れないからね。これで正解だったような気がする。しかし、国道から登ったこんな山道にバス停がある。この道を進んでも熊野本宮に行けるらしい。いやいや、ここを通らなくて良かったようだ。国道を通っても道は遠かった。急がば回れ、だもんね。 |
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大阪の水道水よりは美味しい。それだけなら当然でしょう。200まで、300まで生きるような酷な水はないものか? いやいや、醜い心をさらしたくない。
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熊野本宮大社熊野詣での終点である。正月準備で忙しく、今どきの参拝者には目もくれない! ここの「矢田烏(ガラス)」がJリーグのシンボルマークになっていたんだ。そうだったのか‥妻から聞いた話だ。3本足の烏だよ。 |
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賽銭をあげて、小さなお守りを買ったが、ご利益はなさそうだ。50円もあげたのに‥。お守りではなくて、賽銭の金額。5つ以上はお願いをした。
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清流の「瀞八丁」へ随分前に行ったことがある‥久しぶりだ。中途半端な冬であることが残念だった。せめて、雪の頃なら、風情もあっただろうに。 |
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ウォータージェット船の中は思いのほか暖かく、ウトウトとしてしまいそうだった。3000円余りの船賃を無駄にしてたまるものか‥。往復約2時間の長旅であったが、退屈はしなかったよ。「上瀞」より上流に行けば、夏場に観光筏流しがあるそうだ。野趣味いっぱいの冒険が心を引きつける。帰りに、申し訳程度の初雪が舞う。
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お土産は白浜の「とれとれ市場」ご馳走ばかり食べ過ぎたせいか、あっさり系のものを食べたくなった。結局、天ぷらそば‥どこが、あっさりなんだ? つい、中トロを買ってしまった。今晩のおかずなら、いいではないか。帰りは約3時間だった。近くなったよのぅ‥。 |
結局、つまりは、温泉の話ができなかったので、少しだけ追加しておこう。川湯温泉の河原の「仙人(1000人)風呂」に入り、渡瀬( ワタゼとも ワタラセ とも読む )温泉の露天風呂に入り、ホテル「ささゆり」の内風呂にも入った。川湯では水着を忘れないように‥混浴だよん!(もちろん、裸で入ったってかまわない。なお、11〜2月の限定のようだから、間違えぬよう‥) しかし、露天風呂から眺めた星が良かったな。満天の星というほどではなかったが、オリオン座を見たのは久しぶりだった。(オリオン座くらいしか名前を知らないのである)
し、しかしだ。ホテルのお客はわれわれを含めた4組だけだった。まさか、人気(ヒトケ)のないときを狙っているわけではないのだが‥。経営は成り立っているのだろうかと心配した。 車まで洗ってくれるサービスには、頭が下がる。 |