鞍馬寺は、770年に鑑真の高弟鑑禎が毘沙門天を祀って創建したのがはじまりといわれています。このあと、真言宗の寺になったり、天台宗の寺になったりしました。結局、昭和22年に 鞍馬弘教が立教開宗されて、その総本山となり今日にいたっているとのことです。もちろん、義経が修行した寺として有名ですね。
京都の奥にある鞍馬山は山岳信仰、山伏による密教も盛んでした。そのため山の精霊である天狗もまた鞍馬に住むと言われます。義経が鞍馬に住む大天狗から兵法を学んだわけですね。 |
鞍馬駅前の天狗 |
仁王門に至る階段を登る |
仁王門前のわずかな紅葉 |
ケーブルカーが使えないということで、九十九(つづら)折りの参道を登ることにしましたが、日頃の不摂生のため、何度も休憩しながら、ただ根性だけで登ることにしました。 しかし、この階段を登れば「本殿金堂」に至るはずのところで、ついに引き返しました。そもそもの目的は「色あせ始め」の紅葉だったということで誤魔化します。 |