![]() 合掌造りの住宅としては、和田家の方が有名かもしれませんが、この長瀬家を選んで見学しました。 以前にテレビで見たことがあるという理由だけです。 やんちゃな2人の孫が祖父母の住んでいるこの家を訪ねるという番組でした。 受付をしていたおばあちゃんに見覚えがありましたね。 ![]() 平成13年に村人やボランティア500人以上が、 80年ぶりの屋根の萱(かや)の葺き替えをしたばかりだそうで、 その様子はNHKスペシャルで放映されたとのことです。 「長瀬のものであって、長瀬のものではない」という先代当主の言葉が、文化遺産には欠かせないようです。 お互いが助け合う「結」の精神が今でも生きているわけです。 建築材の接合には、金属の釘やくさびは使われてなくて、木製のくさびや 「ねそ」(マンサク)が用いられているとのことです。 「ねそ」はこの地方に群生する粘着質の灌木で弾力性に優れているようです。 ![]() 2階と3階が公開されていましたが、3階には、懐かしい農機具類がいっぱい展示されていました。 これは唐箕です。脱穀したあとでこれを使い、風を起こして実と殻を分けるものです。 元々は1階が生活の場、2階が使用人の寝所等、3,4,5階は養蚕などの作業所だったようです。 ![]() 夏と秋が同居。この時期のコスモスが好きです。 ![]() コスモスの向こうに合掌造りのお家が建っています。 ![]() 白川郷に来ると、必ずここを訪れます。明善寺の鐘楼門庫裡です。 桜の頃もいいですが、真夏も悪くありません。 ![]() 「どぶろく祭りの館」に近い「百楽」というお土産物屋さんです。「氷」に引かれて入りました。 みぞれにミルクとあんこを入れたかき氷、つまり、ミルク金時をいただきました。 ![]() 最後は、荻町の真ん中にある駐車場にあるお店で、飛騨牛コロッケを賞味しました。 この日は、食べ歩きとつまみ食いで昼食代わりにしました。 |