王ヶ頭の夕焼け  2015年10月8日


松本市から王ヶ頭へ。2034mなので、結構寒いです。 美味しすぎる夕食の後、星を見るためにバスに乗って出かけますが、その結果については秘密でいいかな。

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王ヶ頭は今回で3度目ですが、星空に関しては、今回が一番よかったです。




梅田から松本に向かう高速バスの中から撮りました。すでに松本ですが、東にそびえるまん丸い山が王ヶ塔でございます。2,034mですが、周りを眺望できる山なので、貴重な山です。テレビ塔、電波塔が集まっています。




JR松本駅です。手前には「真田三代史跡めぐり」のバスが出ているようですが、われわれは自前で回ることになっています。やがて、王ヶ頭ホテルからの送迎バスがやってきます。




松本山雅は残念ながら、J1転落の危機にあります。





中央左奥の峰が連続しているのが八ヶ岳、1つ手前の丸い山が車山、その頂上付近にうっすらと富士山が出ていますが、見えるでしょうか?(肉眼では見えるのです)




王ヶ塔山頂に夕焼け見物に人が集まります。妙な形のシルエットは石(標柱)です。ホテルから歩いて行くんですが、ホテルと山頂の標高はほぼ変わりません。




夕陽がまもなく沈もうとする瞬間です。山ではなく、雲の中に隠れようとしています。雲がなければ、北アルプスが見えるはずです。



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王ヶ頭の朝日  2015年10月9日@


念願の朝焼け、朝日と対面できました。 雲海は次回に回します。 このあと、高原を散策してから下山します。




午前5時頃なり。東の空に朝焼けが広がっています。2階あるいは1階のテラスから眺めています。中央が蓼科山、右の峰がいくつも見えるところが八ヶ岳なり。




空には三日月と金星が‥。まるで、トルコの国旗のようです。





延々待ち続けましたが、5時半過ぎてから、遠くの雲の中から赤い固まりが出てきました。




これでお終いにしました。次は王ヶ鼻(朝の散歩)に出かけます。直ぐ傍までバスで移動します。(王ヶ鼻の写真はここでは省略です)




あらら‥朝食が始まります。空いているところには、今からごはんとか、みそ汁とか、鮭とかがやってきますが、ごはんをお断りしてパンにしました。放っておくと、両方が来ますから。朝食もごはんを除いて、完食です。



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松本城から別所温泉へ  2015年10月9日A


王ヶ頭散策、松本城、別所温泉(上田市郊外)の宿。 宿の温泉に入りましたが、このあと幸村ゆかりの温泉に行ってきます。 すでに、真田太平記の世界に入っています。




食事の後は自由行動で、片道40分の散歩です。この写真で分かるとおり、小高い山の上にアンテナ群と一つのホテルが見えます。 まあ、あそこから歩いてきた次第です。はい、まともな道を歩いて来ました。




美しの塔なり(広大な美ヶ原高原の真ん中に立っていて、目印になるところです。夜中に星を見に来たのもここです)。 今日はここまで散歩に来ました。行きはよいよい、帰りは怖いなり。帰り道の最後は登りですから何度も立ち止まって休憩しました。

ちなみに、周りは牛さんたちの夏の牧場(放牧)です。この時期には、牛もここからいなくなって、下界に降りることになります。 いえ、専用の車で運ぶことになります。この日もその作業をしていました。

夜中に来ると鹿が群れているのが分かります。その目が輝いています。




王ヶ塔を降りて、松本城までやってきました。5層もある立派な、格好いい天守閣だと思いました。 壁が黒く、烏城(からすじょう)とも呼ばれています。 大阪城(昭和初期の建物、鉄筋コンクリート造り)はきらびやかで華麗ですが、松本城(国宝)はシックな落ち着きを持っています。




上田の郊外にある別所温泉(信州の鎌倉とか)、上松屋旅館にやってきました。 部屋に関しては、少々文句がありますが、食事とお風呂に関してはまずまずではないかと思います。なお、このあとどんどん料理が出てきました。





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真田の郷、上田城跡(公園)  2015年10月10日


上田駅に着いた後、慌てて「池波正太郎真田太平記館」へ行ったのは失敗でした。 急いで駅に戻り「真田の郷」へ向かったので、ほとんど何もしないで出てしまいました。 でも、真田太平記の挿絵をみて確認したこともありましたぞ。




真田幸村の「隠し湯」と紹介される外湯です。150円と格安で、地元の方が多かったようです。ここに、幸村と草の者(忍び)であるお江、佐平次が密会したところです。(真田太平記の世界のことですが)




北向観音。宿の直ぐ近くにあり、朝の散歩でやってきました。温泉町にある古刹ですね。長野の善光寺と向かい合っているそうです。




朝食後、荷物を預けて(上田駅まで運んでくれます)身軽に散歩しながら別所温泉駅まで歩いて行きました。途中で立ち寄ったのは、2つめの古刹で安楽寺と言います。ここも幸村が立ち寄ったところで、一番奥まったところに国宝の八角三重塔があります。四重に見えますが、裳階(もこし)なるもの=庇(ひさし)のようなものが余分に付いているので正式には三重塔であるようです。

奈良の薬師寺東塔(国宝)も裳階(もこし)の付いた三重塔であることはご存じでしょうか?




上田駅から路線バスに乗って、郊外の「真田の郷」までやってきました。ここが一族の故郷なり。「ゆきむら夢工房」で電動アシストのレンタサイクルを借りて、目当ての「真田氏歴史館」へ行きました。電動アシストに乗るのは初めてのことで、めっちゃ楽チンですが、初めにグッと飛び出すので気をつけなければいけないようです。

写真は、その建物の中ですが、展示室ではありません。(展示室内は写真撮影が禁止されています)はっきり言って、六文銭は町中に溢れています。




上田駅前の真田幸村の銅像なり。





上田城の跡は寂れてしまってひどかったらしいですが、現在は、写真のように「本丸東虎口の櫓門」(中央)と南北(左と右)の櫓が復元されています。




門の前に「真田石」と呼ばれる立派な石がありました。大阪城の石垣などとは比較しようのない、小さなものです。大阪の三光神社の「真田石」との関連もありませんでした。

「真田の郷」の長谷寺(ちょうこくじ)には行かなかったのですが、そこに昌幸(和歌山県の九度山で亡くなった幸村の父)の墓があり、その長谷寺から贈られたのが三光神社の「真田石」であることが分かりました。




真田井戸

抜け穴があるという話は大阪と同じみたいです。ほんものの穴かどうかは誰も語っていないと思います。