上高地  2015年8月7日


スマホとデジカメの両方を使いながら写真を撮っていたのですが、ウツボグサを撮っていた辺りで、スマホが故障してしまいました。 おかげで、当日のアップロードができませんでした。 1,500mの高原なんですが、日の当たるところはとても暑かった次第です。 本当の抜けるような青空には出会えず、ふつーのスナップ写真しか撮れませんでした。 滞在時間は3時間だったので、大正池から河童橋に向かう最もポピュラーなコースを選択しました。 この前に行ったとき(2010年)は、河童橋から明神池に向かうコースで、お気に入りの写真を撮ることができました。 わたしの現在使っているカバー写真が、明神池からの帰り道で撮った青い空の写真です。




向こうに見える焼岳が噴火して梓川をせき止め、この大正池が誕生しました。




大正池から穂高連峰を望んだところです。





森の中を進むコースで、サルノコシカケなどに出会った次第です。




田代池です。透明度が高く、茶色の部分も川です。指だけ入れてみましたが、とても冷たかったです。




梓川沿いに出たところで、(決して一番ではありませんが)お気に入りのウツボグサに出会いました。ここで、スマホが動かなくなってしましました。ところで、高原植物の中で最も好きなのはニッコウキスゲ、次がヤナギランです。明日には、お見せできると思います。




日本アルプスを世界に紹介するとともに、日本山岳会の生みの親となったイギリス人宣教師ウエストンのレリーフなり。




「トワ・サンク」アップルパイのお店





河童橋から上流を眺めた最もポピュラーな写真でしょう。一番奥にあるのが奥穂高岳で、標高3,190mで日本第3位の高い山です。右手にあるのが明神岳、その下に明神池があります。明神池も梓川沿いの池であり、つまり、梓川は右手から左手へぐっとカーブして、この河童橋に至るわけです。




河童橋から下流を眺めると河原で子どもたちが水遊びをしています。かなり冷たいはずです。




河童橋を渡った左岸にある五千尺ホテル。「五千尺」とは、1尺が30cmですから、5.000尺で150,000cm=1,500mを表しています。つまり、上高地の中心部が標高1,500mというわけです。




左岸から河童橋を振り返りました。





お宿に帰ってから、アップルパイを戴きました。



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八島ケ原湿原&車山  2015年8月8日


八島ケ原湿原 

標高1640mにある湿原で、日本の高層湿原の南限に当たるところです。しばしば訪れていますが、一周したのは初めてです。 ゆっくり一周90分でしたか、約5kmのウォークとなりました。ここでは、わたしの好きなヤナギランがメインでした。 残念ながら、ニッコウキスゲは終わっていたようです。




駐車場からトンネルを抜けるとこの広場に達します。





広場でいきなり出合ったのはオニユリです。





湿原の全景なり。時計回りで一周しました。





ヤナギラン





シモツケソウ





>鹿除けの柵がしてありますが、効果はあるのでしょうか?人間さんは、扉を開けて入ることが可能です。その中を歩いたあと、次の柵から出ることになります。




オミナエシ





ショウマ



車山・山頂 

白樺湖ー車山高原ー霧ヶ峰高原ー八島ケ原湿原ー美ヶ原高原と連なっているところで、無料となったビーナスラインで繋がっています。 今、最も好きなところが美ヶ原高原の一画にある王ヶ塔ホテルなり。夏と冬を体験したので、次は秋をねらっています。




車山に登るリフトです。この界隈が車山高原で、過去に三度(ペンションに)宿泊したことがある、お気に入りの高原です。




リフトを2つ乗り継ぎます。





登ったところで振り向くと、蓼科山2,530mとその下にある白樺湖がくっきりと見えます。果敢にも登ってくる人たちがいるので驚きです。




前方左が八ケ岳で、その稜線にくっきりと出てくるはずの富士山が雲に隠れて見えません。残念ですが、見えないことがしばしばです。(その、八ケ岳の)麓の八ケ岳高原に2連泊しました。




車山山頂のシンボルは気象レーダー なり。そのレーダー基地を越えてニッコウキスゲを探しましたが、8月8日となると、見あたりませんでした。いえ、いつもこの辺りで見かけるものですから。




霞んで見えなくなっていますが、正面の小高いところが美ヶ原高原の最高峰、王ケ塔2,034mでアンテナ群とホテルがあります。この10月に行く予定になっています。




車山山頂でエーデルワイスの花に対面しました。