猛暑の夏 / 涼風を求めて

2010年8月26〜27日



天竜舟下り(長野県飯田市):思っていたよりも優しい流れだった。





御嶽ロープウェイ飯盛高原駅(長野県, 標高2,150m)を訪れたのは2度目である。
ここは御嶽山の7合目に当たる。残念なことにガスがかかっていて頂上は見えず。





高山植物園:高山植物の女王は「コマクサガーデン」で特別に保護されている。





高山植物園:ヤナギランは私の好きな花である。





鹿ノ瀬駅(長野県, 標高1,570m):センターハウス前には「赤い花の蕎麦」がいっぱいである。





赤沢自然休養林(長野県木曽郡上松町 , 標高1,080m以上)を行く森林鉄道は片道1.1kmで、渓流沿いを走っている。 「森林浴」のため、帰りは歩いて降りた。

この地で、昭和57年に「第1回全日本森林浴大会」が開催され、「森林浴発祥の地」として知られるそうだ。 「赤沢美林ガイド」には森林浴の効用が次のようにまとめてあった。

1,殺菌効果:樹木が発散する酸素や香りには殺菌効果が含まれていて、病原菌や細菌を寄せ付けない作用が働いています。人にとっても好環境となり、その効果は想像以上のものです。

2,森林の香り:森林の中にいなくても、ひのきのようにすてきな香りに出会うとホッとするはず。樹木や草花の香りには心を静めるアロマテラピー効果があり、森の中を歩いていると、気持ちが安らいでくるのはこのためなのです。

3,森林の色:植物の種類や、季節によって森の色は異なってきますが、基本的には心理的に「落ち着き」を誘う緑が中心。感動的な紅葉の色も、心に新しい風を呼び起こします。

4,森林の空気:空気中のチリやススも、森林がフィルターとなってシャットアウト。適度な湿度とバランスよく調和して、わたしたちを優しく包み込んでくれているのです。

5,酸素の供給源:植物は二酸化炭素を吸って、酸素を発散しています。だから森林の中には、新鮮で中身の濃い酸素がいっぱい。思いっきり深呼吸をしてみましょう。

6,防風・遮光効果:よく成長した森林は、背丈も高く生い茂っているから、真夏の直射日光を遮り、いつも涼風のさわやかさ。強風や突風からもわたしたちを守ってくれます。

7,防音効果:都市の騒音は森の中にはありません。清流のせせらぎ、野鳥のさえずり、優しい風の音など、静寂の森に耳を澄ませば、心地よい自然の声が聞こえてきます。

快適な散歩道は、あっという間に終わってしまいました。






「ふれあいの道」(片道1.4km)は車椅子でも通れるように整備されている。





「ふれあいの道」の途中で河原に降りてみた。川の水がとても冷たい。





「ふれあいの道」を歩く。木漏れ日と洒落てみました。





バス停で見た青い空がとても嬉しい。