久しぶりに、東に向かう。関所で足止めだったが‥。富士山をバックに菜の花を、そうでなければ桜を、のはずだった。さてさて、どんな報告になるのか。自分でも分からない。
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以下は、花冷えの 3月29〜30日の旅のことをまとめたものである。今回の報告も短いものとする。相変わらずで、悪しからず。 |
雨の中を走る29日に出発。東名高速に入ったあたりから雨。
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箱根の杉並木と関所跡昼なお暗き‥というのは雨のせい だろう。 寒くて、寒くて、入り口のあたりで 引き返してしまった。 滝廉太郎作曲の 「箱根の山は天下の険‥」 の石碑を発見した。 思い起こせば しばしばわかりづらい歌詞だった。 それでも、なおかつ 思い出すのはなぜだろう? |
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関所破りは 意外に少なかったようだ。 お目こぼしがあったようだ。 道に迷ってしまったので‥ というあたりで 軽い罪で済んだらしい。 磔、獄門よりも 石を膝に載せられての 拷問の方が痛々しい。 ここで息子向けのお土産を買った。
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船着き場の風景だ。
大きな船に乗るわけだ。 乗ったのは海賊船ではなくて 別の会社の船だった。 ここで、娘のためのお土産を買った。 スヌーピーのオルゴールだった。 山の上に立ちこめた雲がやがて 湖を覆ってしまう。 やがて、雨が雪となり 一気に銀世界に変わってしまった。 春の珍事‥ 北海道では経験したことがあるが、 本州だからね。 いえ、日頃の行いがいいもので‥。 |
駒ヶ岳ロープウェーえっ! こんな雪の中を、何も見えないのに登るの?非難轟々、臆せぬJTBの添乗員。 目の前の雪景色だけを覗いて、山上ではストーブにあたる。 これもまた一興と、震えていた。 雪が止んで、雪景色に変わった駒ヶ岳を撮る。 |
大涌谷遠くに雪を被った富士山のすそ野がかすかに見えた。そして、大涌谷の硫黄臭の湯煙?黒卵は買わなかった。死ぬまで生きる、ほどには食べきれないと観念したのだ。 |
下りの道で雪の積もった下りの道を歩く。先を行くお方は誰でしょう? 敬意を表し、華奢なお方と言っておこう。馬酔木の木に積もる雪。まぁ、いいでしょう‥と自分で納得。 |
結局、つまりは、富士山をみることが出来なかったし、さくらも、菜の花も眺めただけだった。ずいぶん久しぶりに箱根まで行ったことに悔いはない。帰りに、焼津に寄り、まぐろの角煮とさくら海老を買って帰った。 とても嫌な思いを抱えての旅だったが、こんな旅もあるだろう。まさかと思うが、気を紛らすために、行きのバスで推理小説を1冊読み終えた。そのせいか、帰りのバスではひたすら寝た。最後のPAは草津だった。誰か、居たよな。 |