神武天皇も通った東成  2014年5月25日


副題は「シルクロード(暗越奈良街道)と新道ロード」でした。 神武云々は別として、以前に行ったことのある(菅傘で有名な)深江と繋がる街道を歩くことになりました。

まるで空白であった「東成」のことが少し分かるようになりました。



ガイドさんにサポーターさん、オーボエ奏者さんまで付いた至れり尽くせりの案内でした。暗越奈良街道はシルクロードの最終コースであり、どこかで聴いたことがある曲だな‥と思ったら、NHK「シルクロード」のテーマ曲でした。



今里西之口公園にある石の彫刻は、だいぶん痛んでいるようです。もちろん、ここで聴いた曲は「コンドルは飛んでいく」です。サイモンとガーファンクルって、とても懐かしいです。



住所表示の下にあるのは、森下仁丹のマークです。わがムラあたりではまず見かけませんが、ここは森下仁丹の本社のある玉造とは近いですからね。伊勢街道(暗越奈良街道を含む)は玉造稲荷神社をでて、今里、深江を経て暗峠越えをするわけです。



街道の途中に少々古い民家が集まっているところがあり、「うだつ」まであがっています。ちなみに「うだつ」とは、隣家との境界に取り付けられた土造りの防火壁のことを言います。「うだつが上がる」はお金持ちの証拠であり、「うだつが上がらない」とは、何をやってもうまくいかないというような否定的な言葉です。



夢ふれあいギャラリー

平野川分水路の壁に東成区の夢、将来の絵を募集して平成15,16年度に完成しました。ほとんどは小学生の作品で、たまに中学生のものも入っています。元は汚れて汚かったのを、立派なギャラリーに変えたようです。