花園下町人情ストーリー

〜西成発!昭和文化遺産 靴と呉服と紙芝居〜

2013.4.13



地下鉄「動物園前」から、わざと遠回りをして、ようやく「萩ノ茶屋」にやってきました。 ここはアーケードのある萩之茶屋本通商店街です。





西成区のキャラクターが活躍しています。なるほど、「西」なんだと思いました。





南海電鉄「萩之茶屋」駅をくぐり抜けて、駅の西側に出ます。





ここは、かつての西萩町。じゃりん子チエのホルモン焼屋は、この通りにあります。





自動販売機の50円、70円、80円、90円が嬉しいところです。





甘党の店、福屋。みたらしだんごに、醤油だれのものと透明の蜜に青海苔がかけられたものがあり、好みのものを選んで挙手しています。





わたしは、醤油だれのみたらしだんごを選びました。1串50円です。





ツレは、透明の蜜に青海苔がかけられたみたらしだんごを選びました。





鶴見橋商店街は、日本で3番目に長い商店街ということです。東西約1km、わたしは以前に往復したことがあります。





イズミヤ花園店。元々「イズミヤ呉服店」だったそうで、創業者の和田源三郎が敬虔なクリスチャンで、聖書の「ヤコブの泉」(私が与える水は、その人のうちで泉となり、永遠の命に至る)から店名が名付けられたということです。今では全国展開しているチェーンストアですが、ここが、その1号店です。





よく見るイズミヤの看板(マーク)ですが、京都では「白地に青」らしいです。景観重視のため看板色に規制があるということで、赤をメインに使えないみたいです。 次に京都に行くときには、チェックしてみようと思います。





交差点が「松」です。もちろん、町名です。「萩」ノ茶屋、「松」、千本「松」、「梅」南、「花」園‥花に関係ある地名が集まっているようです。





昭和30年代には製靴メーカーが300軒を超えるほどの最盛期だったようですが、現在は100軒以下にまで減少しました。しかし、婦人靴については、現在でも日本最大の生産高を誇っているとのこと。このロンドン製靴株式会社も、婦人靴の製造、輸入会社のようです。店舗もありますが、男どもには休憩場所にしかならなかったわけです。





事前予約なしだったので、入館できませんでした。





昭和32年開店。「ネギのせたこ焼」発祥のお店とか。たこ焼き、いか焼きなどいろいろで、フルコースもあるとのこと。 解散後にこのお店に向かったお仲間がいました。ちょっとだけだから美味しい、という場合もあります。





1個30円です。出汁が聴いているので、ソース無しで食べます。美味しくて、でも火傷しそうです。撮る前に食べてしまうという悪例の一つです。





商店街がいっぱいあるんだな、と感心しました。ここは「サンスーク花園商店街」で、インドネシアをテーマにした雑貨店「てれまかし」があります。 調べてみると「ありがとう」という意味でした。





65年以上営業のお好み焼き屋。アイスモナカが有名といいますが、まもなく閉店だそうです。





辻田菓子店は戦前より営業している駄菓子屋です。この建物に魅せられた某画家がこの店舗の絵を描き、現在ブルガリアの美術館に飾られていると聞きました。





100円、200円など、少額に袋詰めされているので買いやすかったです。わが家の場合も、当然、買って帰りました。 このイベントの最後は、地下鉄「花園町」まで行って解散しました。

地下鉄に乗ると2回の乗り換えがあり、それが面倒だったので、まっすぐ東に進み、地下鉄「阿倍野」駅まで歩きました。まあ、たいした距離ではありませんでした。 あはは‥阿倍野区と西成区の高低差をしっかり感じたところでしたね。