国立文楽劇場は黒川紀章の設計によるものです。高速道路がその全貌を隠しているのが残念です。 |
ここから劇場内の展示室に入り、いろいろと説明をしていただきました。実際に人形を触らせていただいたことが嬉しかったです。 |
旧跡「二ツ井戸」の案内板。国立文楽劇場前の道路に設置してありますが、本来の場所ではありません。
東横堀川が道頓堀川に繋がる辺りが、かつて二ツ井戸町(現在は道頓堀1丁目)と呼ばれていたそうです。
そこに井戸もあったようですが、現在は跡形もありません。 ちなみに、3代将軍家光が地子銀(現在の固定資産税)永代免除をした際に、大坂庶民がその恩恵を記念して「仁政の鐘」を作った話がありますが、 それを冷やすのに使われたのが大阪一の水質を誇る「二ツ井戸」の水だったということです。 |
谷崎潤一郎文学碑 : 昭和59年3月、国立文楽劇場前の道路に建立されました。黒地に白の文字なので、よく分かります。「蓼喰ふ蟲」の一部です。上部の紋は「竹本」と「豊竹」です。 |
近松門左衛門文学碑 : これもまた(昭和59年)国立文楽劇場完成を記念して建立されたものですが、残念ながら、文字が読めません。 |
北浦染工場&のれん屋。主の北浦さんは勘亭流の文字の達人です。 |
黒門市場の南側の門です。ここまで来ずに引き返す人が多いそうです。 |
明治末まで二本橋2丁目に圓明寺という寺があったことから、「圓明寺市場」と呼ばれていましたが
圓明寺には黒い山門があり、これが「黒門市場」と呼ばれる所以のようです。圓明寺は戦災で焼け、
後には東住吉区(長居公園通り、矢田北小学校の西側)に移転しましたが、「黒門市場」の名前だけは
そのまま残ったようです。
ミナミの台所を支える市場(魚屋さんが多い)は日本一の代表的な 商店街として発展してきました。「日本一」とは、日本橋一丁目ということなのでお間違えのないように! 商店街の通りごとに「魚オブジェ」(7種類)がアーケードの天井から吊るされており、 迷子になったときはこのオブジェの名を言えば、わかるそうです。 このオブジェをそれぞれの通りに配置する際に、最も人気があったのは何だったでしょうか? 見事に当たったとしても、豪華賞品のプレゼントはありません。。 |
北門会通り |
末広会通り |
長楽会通り |
親栄会通り |
日二会通り |
黒門会通り |
南黒門会通り |
「大阪あそ歩」のイベントに参加しました。
タイトルは
「世界遺産の文楽と日本一の黒門市場」〜大阪のほんまもんの芸と食を巡る〜
でした。
国立文楽劇場、北浦染工場&のれん屋、島之内たに川(お茶屋)、黒門市場の それぞれでお話を聞かせていただいたわけで、終わった時にはほぼ3時間が経っていました。 とりわけ黒門市場の商店街振興の旗振り役、漬物の伊勢屋さんのあるじ殿(お名前を失念‥)のお話が とても面白かったので、時間があっという間に過ぎていったわけです。 お土産に千枚漬を頂いたことも書き添えておかなければなりませんね。 あと2箇所で試食をさせていただいたあたりも好ポイントだったと思います。 終わった頃には寒さが身にしむのを我慢しながら、 パン屋さんとおはぎのお店「玉製家」に立ち寄り、無事に買い物をして帰りました。 |