中高野街道(1) 2019年2月4日 満を持して、中高野街道のはじまりからスタートしてみました。京街道(守口)と平野をつなぐ府道159号線を歩くことになります。 (初日は4.4km / 1時間14分) ![]() 京阪「土居」駅 (守口市) にやって来ました。天満橋から普通電車に乗りましたが、駅間距離の短いことで知られています。 やたら、駅のホームが長いことに気が付きました。いっそのこと、ホームをさらに延長して、隣の駅のホームと繋いでしまえばいいのではないか、などと考えてみました。駅数の減少になることはたしかですが、如何でしょうか? ![]() そのまま南下するのは芸がないので、ほんの一寸だけ北に向かいます。「ポポラーレ土居」という名の商店街の中を歩くことになりました。土居町の守居神社なり。 守口市駅前を除けば、文禄堤(京街道)の跡はありません。それらしき面影を求めましたが、よく分かりませんでした。 ![]() いよいよ南下が始まります。街道沿いの左手に、高瀬神社が登場しました。 ![]() ![]() 街道らしく緩やかにカーブする道を進むと右手に護念寺が登場しました。正門のとなりの脇門から入りました。そこが開いていたからです。 大塩平八郎の高弟だった橋本忠兵衛の墓があるということでしたが、その説明&案内はありませんでした。 ![]() ![]() ![]() 人間国宝の認定証を飾ってあるお店がありました。お洒落な雑貨店のようです。 ![]() 左手に関目自動車学校あり。その直ぐ南は鶴見緑地 (花博記念公園)の西口になっています。ウォーキングの際に、しばしば利用します。 長い道を東に歩くと、心斎橋改め緑地西橋に到ります。 ![]() ![]() 大阪信愛学院短期大学の正門でしょうか? 2018年(平成30年)4月より校名を『大阪信愛学院短期大学』(募集対象は女子)に改称したようです。併設校園も以下のように改称しました。 大阪信愛学院高等学校. 大阪信愛学院中学校. 大阪信愛学院小学校(小学校は2018年4月より男女共学となります). ![]() 公園西口。まっすぐ東に向かうと、花博記念公園の南口に到ります。 ![]() 広い道路(鶴見通)に出てきました。今日のゴールはここです。お昼には帰る、と言ってあるので、仕方ありません。 |
中高野街道(2) 2019年2月5日 鶴見3(大阪市)〜足代北1(東大阪市) 約4.8km / 1時間50分(写真撮影・記録・昼食休憩を含む) ![]() ![]() ![]() ![]() 中高野街道の案内がありました。 かつて、この道は「剣(つるぎ)街道」とも呼ばれていたこと、それは「鶴見(つるみ)」という地名の元ではないかというようなことも書いてあります。 ![]() ![]() 六郷修堤碑(正因寺)は漢文で書かれています。読めたのは題字だけです。 ![]() すぐ横に、解説があったので助かりました。すべての漢文の碑は、こうあるべきです。 大橋房太郎が淀川、寝屋川改修とともに六郷井路(六郷川)の堤防を修理したことを表わしているようです。やがて、寝屋川との中仕切りの堤防が撤去されて、寝屋川とひとつの川になり、六郷井路(六郷川)は消滅したようです。 ![]() Jr放出駅近くになって、街道の右手に阿遅速雄神社が登場しました。 ![]() ![]() ![]() 諏訪神社は獅子舞で有名なところのようです。このあと、諏訪4丁目のコンビニで、昼食休憩なり。 ![]() おばあちゃんやポスターは見なくてよいですよ。「高井田西二丁目10」だけをご覧ください。 中高野街道が、高井田(東大阪市)と深江(大阪市)の境界線となっています。 ![]() ![]() ![]() 「段倉」と呼ばれるこの背の高い蔵は、水害の対抗処置として造られたようです。 ![]() ![]() ![]() 深江稲荷神社の門前に並んで建っているもの 「深江菅笠ゆかりの地」碑(大阪市顕彰碑) 「摂津笠縫邑跡」碑(大阪府史跡) ![]() 菅笠の伝統を守るために、菅が栽培されています。 ![]() 元の道に戻ってきました。商店街の名前は「ブラドーリふせ」です。府道159号線=中高野街道がアーケードのある商店街になっており、しばらく車は通れません。 ![]() 商店街の中を少しだけ南下しましたが、ここでストップします。東西に横切っているのは「暗越奈良街道」です。暗越とは「暗峠を越える奈良街道」ですが、延長すると「伊勢街道」と呼ばれます。この道は大阪(玉造稲荷神社が起点)から歩いて来たことがあります。 今日もこの道を通って、千日前線「新深江」駅まで歩きます。 ![]() 新深江といえば、KOKUYOです。KOKUYOは「国誉」から来たものです。黒田善太郎氏が(日本の国ではなくて)越中の国の誉れ(ほまれ)となるようにという思いを込めて、命名したものです。 |