古市街道 (2) その二 2019年2月1日 大幅にコースを変えてみました。明治41年測図 (1/20000) を参考にしました。 大和川堤防の道を諦めて、若林、小川、小山を経由して、津堂から街道に合流することができました。 古市街道(1)(2)をまとめることにします。 古市街道Aとします。奈良街道「宮前東」から近鉄「藤井寺」駅まで約9km、時間は2時間10分です。 天候さえ良ければ、明日にでも古市街道Bを歩くことにします。 ![]() 明治橋からやり直すことにしました。すでに、明治橋を渡ったところです。対岸に川辺小学校の校舎が見えます。なお、南側も「長吉川辺」(平野区)なり。 ![]() この前と違って、堤防沿いの道を歩くことにしました。その方が快適です。 ![]() ![]() 先日、同じ道を歩きました。前に見えるのが新明治橋です。3つの橋が架かっているのが分かりました。両サイドが中央環状線、真ん中が高速道路です。 ![]() ![]() ![]() 「若林」を過ぎて、高速道路に突き当たりました。ここをくぐり、高速道路沿いに東に進みます。まともな歩道はありませんが、車の量は少なく、安心して歩くことが出来ました。 ![]() 南側に校舎が見えました。府立藤井寺高校に違いないと思いました。 ![]() 予定通り、高校の東側に到る道を選びました。そうか、こんなところにあったんだ‥と思いました。藤井寺市の中心から遠く離れているところです。 ![]() すぐ南に大きな池あり。つい池を回る道に登りましたが、失敗でした。上手く、この道を離れることが出来ました。 ![]() ようやく、予定通り「津堂」で古市街道に合流できました。時間があれば、別ルートで帰宅することも出来ましたが、近鉄「藤井寺」駅に向かう方が近道と思いました。右折(南下)しました。 ![]() |
古市街道B 2019年2月2日 3.8km / 1時間10分 事もあろうに、降りる駅を間違えてしまいました。変だな、と思いながらも東に向かって歩いてみましたが、まさかの風景でしかなく、引き返しました。かつて降りたことにある駅ではありましたが、降りるのが早すぎたようです。もう一度電車に乗るハメになりました。 せめて、古墳の1,2くらいは見ておいた方が良かったと思います。以前に古墳の散策をしたときとは場所が違っていたのですが、気になる古墳もありました。 ![]() ![]() 辛國神社に入ります。入ったことがあるという記憶だけはあります。やたら細長い神社でした。物部宗家の守屋が亡くなってから、その一族である物部辛國連が建てたことで、辛國神社と呼ぶようになったそうです。 ![]() ![]() 葛井寺の南門です。百済系の葛井氏に阿保親王や在原業平までが加わって、伽藍建設が進んだとあります。残念ながら、井真成 (せいしんせい/ いのまなり) に関わる掲示は見つかりませんでした。 西暦717年、19歳で遣唐使とともに唐へ渡り、36歳の若さで現地で亡くなった日本人留学生です。藤井寺市の公式キャラクター「まなりくん」として活躍していたようですが、最近、とんと見ることが無くなったような気がします。 ![]() 南門そばに立っている道標です。 「よしの」「い勢」は分かりますが、上の部分は解読できません。右に進みます(南下します)。 ![]() ![]() 小学校を過ぎたところです。反対側(南)をご覧ください。いざというときは、ここのコンビニへどうぞ!!(食料もトイレもあります) ![]() ![]() でっかい交差点に至りました。最終的に、外環状線の高架を東に向かって渡ります。目印は吉野屋です。 ![]() ![]() 少し進んでから振り返りました。瀟洒な民家が建ち並んでいます。 ![]() ![]() ![]() 緑色の方を、しばらく歩いてきました。誉田宮への道案内が出てきました。 ![]() 立派な南門です。入って、すぐ右手に綺麗なトイレがあります。 ![]() ![]() ![]() ![]() 誉田林古戦場跡の碑 南北朝の頃、室町中期、戦国の頃、大坂夏の陣と続いて、戦場となったようです。夏の陣の際には、ここを出撃した薄田隼人正が道明寺近辺で討ち死にした、とありました。 ![]() ここでは「とんど祭」と呼ばれています。 肝心の応神天皇陵への道を見逃してしまいました。放生橋 (ほうじょうばし)は見所だったはずです。 帰りの電車から、山だけは拝見できましたが‥。 ![]() 大鳥居をくぐったところが東高野街道です。この界隈だけ、石畳になっています。 迷いましたが、南に向かうことにしました。腹が減っては戦が出来ないわけです。街道沿いにしゃれたお店があるものと期待しましたが、皆無でございました。 北に向かうと薄田隼人正の墓があり、道明寺天満宮などを経て、道明寺駅に到ります。すでに通ったことのある道なので、南に向かった次第です。 |