台風一過の昼前に  2017年10月23日


9時50分に出発して、大和川に向かいました。(6.55km/84分)

少なくとも警戒すべき水位でなくなったことを確かめた上で、いつもの散歩道を歩きました。 私の歩いている所は高野大橋と下高野橋の間で、人及び自転車専用の堤防の道で、しかも近年スーパー堤防の工事を終えたばかりたところです。 堤防としては強固なところのはずですが、上流・下流を問わず、弱いところから堤防が決壊すれば、洪水に襲われるのは致し方ないのです。 ただ、いたずらに恐怖をあおるような避難勧告を広範囲に送り続けるのは止めていただきたいものです。 抜本的な洪水対策は行政の責任で行うのは当然なわけで、それを放置しておきながら、避難ばかりを住民におしつけるのはおかしいと思います。

北朝鮮のミサイルがとぶ度に恐怖と避難ばかりを強いる政府の無責任さと変わりはないと思いますね。




堤防の上にある道はいつもと変わりはありません。下の道(河川敷にあたる)には、増水に浸かった形跡が残っています。




近鉄南大阪線の鉄橋です。





鉄橋から3.5m下に赤いラインがありますが、その近くまで増水していたようです。




大和川左岸は河川敷が広く、少年野球の運動場等として利用していますから、もろに被害を被ったようです。




「はん濫注意水位」まで増水していたことが分かります。

なお、ネットで調べてみたところ‥
河川の水位観測所のうち
柏原(大阪府藤井寺市大井5丁目)の場合
水系:大和川
河川名:大和川
現在の水位1.04 ↓
水防団待機1.50
はん濫注意3.20
避難判断4.50
はん濫危険5.10

などとなっていました。 少なくとも、水位の基準は同じだと思います。なお、「はん濫注意水位」を超えても、河川敷が浸かる程度で、洪水が起こるわけではないことが分かりました。



高野大橋の橋桁にある目盛りです。

2m:通報水位
3,5m:警戒水位
とあります。基準となる水位については、統一して欲しいと思います。

さらに、鉄橋と橋では、数字の表示も反対になっています。鉄橋の場合は上から数える、橋は下から数えるようです。