大阪歴史博物館友の会イベント  2015年10月3日


タイトルは、「聖徳太子(蘇我・物部)の古戦場と大坂夏の陣(久宝寺寺内町)史跡巡り」でした。9:15集合〜15:00解散の長丁場でした。イベントは7kmのはずでしたが、(最寄りの駅から自宅までも遠いし)いろいろ余計に歩いたせいか、最終12kmとなりました。まだまだ暑うございました。

久宝寺寺内町までやってきました。顕証寺の直ぐ北側にある「寺内町ふれあい館」で昼食です。ここに来るのは、もう4回目になります。 ここには「贈従五位 安井道頓 道卜 出生地」の碑(市内の安井氏傍系の家の庭にあったもの)が移設されています。その説明板がありますが‥ 「最近の学説では、道頓は安井氏ではなく平野の成安氏であると言われていますが、古くから伝えられている安井道頓説の方がなじみが深く、小説の題材にもなっています」 なんと往生際が悪い、と思いました。成安氏は末吉氏などと共に、平野郷の坂上氏から出た七名家の一つであって、妙に誤魔化したりするのはよくないことです。





寺内町ふれあい館





「長曽我部物見松遺祉」:あの細い松ではありませんが‥。長瀬川の堤防あたりで敵を見つけようとした模様です。長曽我部盛親は、善戦したはずですが、諦めの早い人だったようです。このあと戦場から離脱しましたが、結局見つかって刑死の憂き目に。




「常光寺」の中に、藤堂(高虎)家臣71士の墓。6つの五輪の塔は重臣の墓なり。長曽我部盛親との戦いで多大の犠牲を払ったが、井伊直孝軍に助けられた。